私がうねり取りを始めて、今年で3年目になった。私の場合、うねり取りをしている銘柄は基本1銘柄の固定で、ひたすらその銘柄の上げ下げを取っている。時には、うねり取り以外に別のトレードを行うことがあっても、うねり取りをしているのは、この1銘柄のみである。このようにひたすら1銘柄の固定でうねり取りをしていると、その銘柄の上げ下げが私の生活の一部になったかのようである。

さて、この間、何度となくうねり取りを行ってきたが、そのトレードを成功に導くためのこつをあれこれ思いつくままに挙げておく。

  • 上げ下げの周期的な日柄をみる
  • 大きな流れを見て、小さな動きは気にしない
  • リズムに乗ることを考える
  • 建玉の平均値を有利にする
  • 玉はゆっくり動かす
  • 資金管理

この他にもいろいろとありそうであるが、実際にうねり取りをしているときに、いつも気を付けていることを列挙してみた。

まず、上げ下げの周期的な日柄をみるのは、基本である。株価は上げ下げをしながら動いているのであるが、これを株価の変動といったりするが、この変動感覚を身につける必要がある。変動感覚が身につくと、それに合わせて玉を動かしていくことができる。つまり、リズムに乗って玉を動かすのである。その際、目先の小さな値動きにこだわると、大局を見誤ることになるので、大きな株価の流れの中で今どこにいるのか、この先、どう動いていくのか、大きな流れをみるようにしないといけない。

玉の建て方に関しては、うねり取りは分割売買を基本とするため、分割で玉を入れるということは、すなわち、建玉の平均値を有利にするためにほかならない。なぜこのような玉の建て方をするかというと、そもそも天底がどこか分からないからである。中には天才的な人がいて、天底を当てることができるかもしれないが、私のような凡人には無理である。ならば、どうするかというと、どこが天底かそろそろと探りながら玉をいれていくしかない。そこで、分割売買によって玉を建てることになるのであるが、分割で玉をいれる以上、その平均値が可能な限り天底に近くなるように工夫する必要がある。それが建玉の技術になるのであるが、分割で玉をいれるときの基本は、どうすれば建玉の平均値が有利になるかを常に考えることである。そのために、等分割売買ではなく、不等分割売買をするのが有利である。しかし、実際はなかなか不等分割ができなかったりする。

玉を建てるときには、焦って入れてはだめで、玉と玉との間を十分にとってゆっくりといれていくのがこつである。早く利益をだしたいという欲が前面にでると、ついつい玉の入れ方が早くなり、玉が団子になりやすく、それが後々足を引っ張ることが経験上多い。もちろん、早く玉を入れすぎても、運よくそれが当たって利益を得ることがあっても、それはたまたまであり、いつもうまくいくとは限らない。どんなときも平常心でいつもと同じように淡々とトレードをするのが長く利益を出し続けるこつでもある。

さらに、分割で玉を建てていくのであるが、これは計画的なナンピンとも言える。一般に、ナンピンはよくないとされるが、それは資金計画を考えない、無計画なナンピンの話であって、資金管理を厳密にした上での計画的なナンピンは何の問題もない。むしろ一発買い、一発売りする方がはるかに危険である。このナンピンを成功させるには、やはりきっちりと資金管理をすることであり、それがいい加減であると、簡単に退場となってしまうであろう。

うねり取りは江戸時代の米相場の頃から行われてきた伝統的なトレード手法であるが、うねり取りを成功させるためには、ある程度周期的に上げ下げを繰り返している銘柄をトレード対象にしないと、そもそもうまくいかないということを最後に強調しておこう。

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