私の個別株のトレードスタイルは、うねり取りを基本としていますが、いつも成功するとは限らず、当然、失敗するときもあります。

うねり取りを行う大前提として、

株価は上がれば、下がる、下がれば、上がる、

という繰り返しをしている銘柄を選ばないと失敗します。

しかし、そのような銘柄を選んでトレードしていても、ある日を境に株価がうねらなくなることも当然あります。実際、今年前半まで数年にわたりうねり取りをしてきた私のお得意様銘柄が今年はまったくうねらなくなり、結局、その銘柄でのうねり取りは失敗に終わりました。今はもうその銘柄でのうねり取りは行っていません。

このようにうねっていた銘柄がうねらなくなることがあるので、いつそのような事態になるかは分かりません。

あるいは、うねっている銘柄であっても、ある一定のレンジでうねっていたのが、そのレンジの範囲を越えてトレンドが発生することもあります。

そのため、うねり取りを行うために分割売買で玉をいれていく途中、自分が最初に想定した動きをはずれた場合、

素早くLC(ロスカット)するか、

もしくは、売り買い同数にして損益を固定して
その後の動きをみて、次の手を考えるか、

とにかく、即座に対応をしないといけません。

そもそも、うねり取りを始めるときに、想定外の動きになったときにどうするか、あらかじめ決めておけばいいだけのことですね。

しかし、想定外の動きになったとき、なかなか決めていたことを実行できなかったりします。それは、損失回避の心理が働くからなのですが、トレードで利益を出すためには時にはLCという必要経費を払う必要あると思うしかありません。パン屋がパンを売るためにはお店を構えたり、パンを作る機械やパンの材料費、さらには、光熱費や広告費などなど、様々な初期費用がかかります。

それと同じようなもので、トレードという商いをするためには、それなりの必要経費がかかると思えばいいわけです。まったく損失なしにトレードで利益を出し続けるのはそもそも不可能なわけだし、利益を得ながらも、損失も出す、だけど、トータルでプラスならそれでいいわけです。

ところで、うねり取りを行うとき、買いから入るか、売りから入るか、そのどちらでもいいのですが、心理的には買いから入る方が楽ですね。売りから入ると、どこまで上がるか分からない中、売り玉を増やしていくので、かなりの恐怖を感じてしまいます。

逆に、買いから入るときは、どこまで下がるか分からない中、買い玉を増やしていくので、恐怖を感じる点では、売りの場合と同じではないかと思うのですが、個別銘柄には会社というリアルな存在がありますので、それなりの会社であれば、よほどのことがない限り、どこかで下げ止まると思えるし、そもそも安いところを買っていくので、安いところからさらに暴落しても、高値からの暴落よりかは被害が小さいという思いもあり、買いから入る方が売りに比べて心理的な負担が小さいような気がします。

さらには、買い玉はいつでも現物にして上がるのを待つという時間を味方につける手段もありますので、そういう点でも心理的な負担が売りより軽い感じがします。もちろん、買い玉が現物にいつでもできるとは言え、想定外の動きになったときにその対処をせず、塩漬けにするようではいけません。

結局、売りでも買いでも、自分が決めた想定内の動きから外れれば、即座にそのトレードを終わらせる必要があります。その点では買いでも売りでも同じことなので、単純にどちらの方が恐怖をあまり感じないでトレードできるかですね。売りが好きな人は売りから、買いが好きな人は買いからでいいと思います。

理想的なうねり取りは、下がってるときに安値の買い玉を仕込んで、上がり始めたら、買いの利益が増える中で売りを仕込んで、次の下げを取るというのがとても心理的な負担が小さく、さほど恐怖を感じることがありません。ただ、安値の買い玉を仕込むのが結構難しいのですが、下がっているところを買い下がるのであれば、下がっているという事実をみて、売りから入って、買いを重ねるのが理想的です。ただ、もう下げ止まると思って、買い始めようと思っているときに売りから入るのはかなり心理的な抵抗を感じてそれがなかなかできません。安値で売りを入れると、すぐに上に持っていかれると思えるからです。なので、売りから入ってすぐに上がるようなら、やはり買いでいいんだなと思って、すぐに売りを切って買いをいれるか、売りをそのままにして、買いを増やして上がるのが確認できた時点で売りを切るかすればいいだけなのですが、やはりなかなかそのようにはできなかったりします。なので、それができない場合、最初の買いを仕込むときはどこかでLCになる可能性があると思って買い玉を仕込んでいくしかありません。もし、そのLC額に耐えられなければ、そのトレードはそもそも行ってはいけません。

結局、トレードを行う際には最初にLC額を決めて、その額を受け入れられないようでしたら、そのトレードはできないし、そもそもまったく損失なくトレードで利益をだすことができないという事実を最初によく理解しておく必要があります。

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