トレードは技術でどうにかなる世界と,私は思っているので,では,どうすれば,その技術を身につけることができるのか,それが知りたくて,相場に関する様々な本や動画を見まくり,行きついたのが林輝太郎先生や,立花義正先生,相場師郎先生のトレードスタイルである。
特に,トレードの練習に関しては,林輝太郎先生や立花義正先生の練習スタイルを実践している。
その練習方法はシンプルでありながら,トレード技術を身につけるための様々な要素がそこにはある。
その練習方法とは,次の通りである。
●買いの場合
-1(1回目の買い)
-1(2回目の買い)
2-(一括売り)
●売りの場合
1-(1回目の売り)
1-(2回目の売り)
-2(一括買い)
つまり,分割仕掛け,一括手仕舞いである。
このように,分割で仕掛けるのは,平均値を有利にするためである。
そのため,2回目の買い(売り)は,平均値が有利になるときにのみ行う。
買いの場合だと,1回目の買いのあと,すぐに上がってしまったら,2回目の買いは行わず,1回目の買いだけで利益確定をする。
これは平均値を不利にするような玉の追加をしないという練習でもある。
この練習に慣れてくれば,一括手仕舞いも分割手仕舞いにして決済の平均値を有利にすることに思い至る。
さらには,仕掛けの平均値を有利にするためには,仕掛けを等分割仕掛けではなく,不等分割仕掛けの方が有利だということにも気が付く。
つまり,
-1
-1
ではなく,
-1
-2
とした方が仕掛けの平均値がより有利になる。
また,分割で仕掛けるに際しても,どのように分割で玉を入れていくのか,これは値動きのリズムが分かってないと意外と難しかったりする。
そのリズムに合わせて玉を入れる練習でもある。
私が実践しているこのトレード練習方法は,シンプルでありながら,トレードの基礎技術を身につけることができる。
分かり切ったことであるが,トレードが上手になるためには繰り返し練習が必要である。
しかも,その練習が毎回違っていたのでは,なかなか身につかない。
最初は基本のスタイルを繰り返し練習することにより,しっかりとその技術を身につけ,そこからその応用や独自スタイルへと進むのがよい。
複雑なトレードも分解すれば,シンプルなトレードの組み合わせに過ぎなかったりする。
トレードが上達したければ,まずは焦らず,しっかりとトレードの技術を身につける練習をひたすら行うしかないような気がする。
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